パンの店とは思えない店名「加藤仁と阿部守正の店」葛西
あまりに興味深い店名にひかれて立ち寄りました。葛西駅から徒歩圏内の「加藤仁と阿部守正の店 」。個人名が入った店名で印象に残りやすい。行ったのは平日の夜。入って左側はパン売り場、右側にはイートインができるスペースもありました。お店のつくりやトレー、トングなど全体的に「田舎っぽさ」が出ています。芳醇なバター感を楽しめるというよりは、生地のモッチリ感や日本らしい昔ながらのパンを味わえる印象を店内の様子やパンの見た目から感じました。嬉しかったのは衛生面。パンは1個ずつすでにビニールに入っているので時間がたってもホコリなどが気にならなくて良いです。 購入したのはフロマージュ・ロングウインナー・あんぱん(こし)・あんぱん(つぶあん)の4つ。一番印象に残ったのはロングウインナー。ロングと言ってもここまで長いのはなかなかない。パンを3つ横に並べても余る長さ。たっぷりの粒マスタードと胡椒がきいていて大人向け。 パン生地はやわらかいフランスパン生地といった食感で、パン生地とウインナー、マスタードのバランスがちょうど良い。 あんぱんはつぶ餡だと黒ゴマがのっていて、こし餡だと白ゴマがのっています。どっしりと重さのあるパンでした。餡の甘さは控えめです。 ちょっとかたいパン生地で重さの理由はパン生地でした。ここのパンの特徴は噛みごたえがあってどっしり、しっかりとした生地のものが多いようです。 フロマージュはロングウインナーと似た柔らかいフランスパンのような食感で軽く温めて食べてみるとチーズの香りが楽しめました。まじめに手作りにこだわっている感じが伝わってきて、温かみのあるパン屋さん。 (まちむすめ) この記事を筆者のサイトで読む