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ニッポン旅行/Japan Trip 14  Autumn/Ep.2

Nov 27th, 2014

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初めに向かったのは月夜見宮。お伊勢参りは外宮から内宮に向かうのが通説だそうです。外宮は内宮に祀られている天照大神(アマテラスオオミカミ)の食を司る神が祀られているので、まずはそちらを参ってから天照を参るのが礼儀のようです。ちなみにこの月夜見というのは天照の弟に当たる神で、外宮と内宮の近くに一つずつ祀られています。

外宮の近くが ”月夜見宮”
内宮の近くが ”月讀宮”

ここまでくるともうチンプンカンプンになってきますよね。簡単に日本神話を説明します。

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イザナギイザナミという二人の神が日本列島を創造します。続いて色々な神を創造していきます。色々あってイザナミは死んでしまいますが、イザナギは会いたくて黄泉の国(あの世?)まで会いに行くのですが、そこで絶対に見てはいけないというイザナミとの約束を破って覗きます。そこでイザナミの変わり果てた姿をみて大きなショックを受けたイザナギは走り去ります。

走って走って走った先で、

右目から流した涙がツクヨミ(月讀)
左目から流した涙がアマテラス(天照)
垂れた鼻からスサノオ(須佐之男)

が生まれたそうです。この3神のうち、

アマテラスは太陽を司る神
ツクヨミは夜と月を司る神
スサノオが海を司る神

としての命を受けるそうです。

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この世には、高天原という世界にいる天津神(アマツカミ)と、人間が住む地上にいる国津神(クニツカミ)の2種類に分かれ、天津神のほうが国津神より上の身分にあたるそうです。この中でスサノオは国津神でありながらアマテラスにお願いして高天原に入れてもらいます。

が、しかし!

そこで乱暴を働き過ぎて、アマテラスは悲しみ、そして岩戸のなかに隠れてしまいます。太陽が隠れてしまった世は闇に包まれ、悪の神が悪行を働くようになり荒れ果てて行きます。

何をしてもどうしてもどけられない岩戸。
この岩戸をどうにかして開けない限り、この世は滅びてしまうかも知れない。

様々な神が知恵を絞り、試行錯誤して最後に辿り着いたのが、まず岩戸の前に怪力の神、天手力男(アメノタヂカラオ)を忍ばせます。そして岩戸の前で他の神達がどんちゃん騒ぎを始めます。もうその盛り上がりったらもう空前絶後。何故かと言うと、そこにはなんと!

芸を司る神 天鈿女(アメノウズメ)が裸踊りを始めます。日本初のストリッパーです。

空前の盛り上がりを見せる岩戸の外がドーーーしても気になって、
「太陽が無い闇のはずなのに、そんなに楽しいことがあるのか?」
と、岩戸から少し覗き見た太陽の神、アマテラスの面(つら)が白く見えたので「面白い」と言われてるのだとか。

そしてそのスキを見逃さずにタヂカラオが岩戸をぶっ飛ばします。
飛んでって落ちた岩が山になり、今の戸隠山。 戸を隠したんですわ。

そこで投げた神が立山(タテヤマ/タチヤマ)の雄山(オヤマ)にいるタヂカラオ。
こうしてこの世に太陽が復活して平和が戻るそうです。

スサノオは高天原を追い出されて地上へ追放されます。自業自得です。しかし、スサノオ、ここでなんと人間の娘に恋をします!! トキメキ!!!!でもこの娘、当時の出雲の国を荒らしていた怪物、その名も 八岐大蛇/ヤマタノオロチ の生け贄にされる運命だとか!

これはイカーーーーン!!!!

と、スサノオ、この娘を助ける為にヤマタノオロチ退治を強行。見事成功して、出雲の国に平和が訪れます。そして出雲の神として出雲大社に祀られます。

日本神話の神はいい奴も居れば悪い奴もいて、更生していく奴もいて、まるで人間の世界のようで興味深い。

スサノオがヤマタノオロチを退治した時にオロチから出てきたのが草薙劔(クサナギノツルギ)
アマテラスが岩戸から覗く時に使ったのが八咫鏡(ヤタノカガミ)
そして天津神達が地上を訪れる際、アマテラスが諸神々に帯同させた八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)

これらみっつが、所謂、三種の神器 と呼ばれる物だそうで、劔は名古屋の熱田神社のご神体として、鏡は伊勢神宮のご神体として祀られていて、勾玉は皇室に天皇とともに置かれているそうで、天皇が天皇であるが所以はこの三種の神器にあるようなもの。常に天皇と帯同するため、皇室にはそれぞれの”形代”が祀られているらしい。でも、その本物は御神体であり、未だかつて実物は誰も目にしたことが無い。式年遷宮などの移動の際も桐箱に入れられ、白い布を掛けられ、出来るだけ人目につかないように運ばれている。

※多説ありますが、yskが最も信じられる説を書きました。気になる人は色々調べてみて下さいませ。

アマテラスの末裔が現人神(あらひとがみ)といわれている皇室、今の天皇です。
2000年余りの間、大化の改新など紆余曲折を経ながら、どんなことがあっても国のトップとして変わらず、今のウクライナのように他の国に侵略されて国が変わったりすることも無く、日本が日本としてあり続け、そして今の形になったのが現在の日本という国であり、常にその国のトップで有り続けた、これが日本における天皇なのだと ysk 、認識するに至りました。

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外宮

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式年遷宮=1300年続く、20年に一度の立て替えのようなもの。
古い資材は全国の神社で再利用されるらしい。

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真隣に立て直しの為の土地が用意されているものの、
最も大切な場所とされる箇所には小さな社が立てられている

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月讀宮。
こちらには月讀だけでなくイザナミとイザナギも祀られています。

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侵入者をセンサーで管理してるのか、なかなか雰囲気に溶込んでいてGOOD。

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そしてこれが芸能の神 ウヅメを祀る佐瑠女神社(サルメ神社)。

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佐瑠女神社は相方に当たる猿田彦(サルタヒコ)という、道を示し開く神の神社に向かい合って立てられています。

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月夜見宮→外宮→月讀宮→猿田彦神社&佐瑠女神社 と参って、遂に内宮です。

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平日やのに凄い人!! 外国人観光客はそう観光客数の0.36%らしいので、ほとんどいない。
何故??? これってカトリックで言うとこのバチカンみたいな場所でしょ?

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正宮の中は撮影禁止なので、外側の写真しかありません。と、まぁほんの少し日本神話をかじってみました。靖国神社ももちろんですが、伊勢神宮も日本人であれば絶対に一度は来るべき場所ですね。海外在住の見には染みて染みて仕方ない、日本の素晴らしさを痛感させられたお伊勢参りでした。

世界一周に励む皆さん、帰国後はまずお伊勢参りしましょう!
想像以上の日本をビシバシ感じられると思いますよ!

ysk44

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冬はイタリアとスイスでスキーガイド、インストラクターとして働き、夏は日本以外のどこかのリゾートで寿司職人として働き、”旅するように暮す”ことを目指して生活しています。色んな土地で暮すことによって、旅する時とは違う視点で世界を見たいと思い、またそこで感じたことを記事にしています。夏と冬のシーズンの合間には旅をして、いずれは国連加盟国全てに訪れたいとも考えていて現在65カ国訪問済み。海外在住ブログでも無く、旅ブログでも無い、中途半端で、でも他には無いであろうブログです。

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